当店の“鶏しゃぶ”と“水炊き”は、
「はかた一番どり」という福岡県の銘柄鶏を
使用しています。
九州といえば、
地鶏も有名ですよね。
「はかた一番どり」って、
地鶏とは違うの?
普通の国産鶏とどう違うの?
今日はそんな疑問にお答えしたいと思います。
「はかた一番どり」は、
福岡県農業総合試験場が
1999年に開発した銘柄鶏の名前です。
水炊きやがめ煮(筑前煮)などの
郷土料理が日々の食卓にのぼる
福岡は、鶏肉の一大消費地。
毎日のように鶏肉を食べる福岡県民に、
よりおいしく、
よりヘルシーで安心な鶏肉を、
よりお手頃な価格で食べてもらいたい!
そんな思いで誕生したんです。
おいしい鶏肉といえば地鶏じゃないの?
そうですね。確かに、地鶏は、
赤身の味が濃く、歯ごたえ・弾力も抜群。
僕も大好きです。
でも歯ごたえの良さが、
逆に年配の方やお子様には食べづらい、
なんてこともあるんですよね。
また、どうしてもお値段も高くなってしまいます。
一方、一般的な国産若鶏(ブロイラー)は、
短期間で出荷するために改良され
飼育されている鶏です。
安く出荷・販売できますし、
身はやわらかで、食べやすいという特徴もあります。
地鶏のおいしさを持ち、
ブロイラーの食べやすさを持ち、
さらに安心でお値打ちな鶏に……!
そんな欲張りな希望を叶えるべく開発された
「はかた一番どり」のおいしさは、
在来鶏(地鶏)の「さざなみ」由来です。
こちらが「さざなみ」。
横斑プリマスロックと呼ばれ、
その肉は赤味が濃く、
味の良さには定評があります。
そんな「さざなみ」に、
ブロイラーの一種・ホワイトロックを交配。
そしてさらにもう一度ホワイトロックを掛け合わせて
誕生したのが「はかた一番どり」です。
つまり、
「はかた一番どり」は、
地鶏「さざなみ」のクオーターなんですね!
その結果、
「はかた一番どり」は、
きめ細かくさっくりとした、
食べやすい歯ごたえを実現。
さらに、
うまみ成分であるイノシン酸が、
従来のブロイラーよりも15%も多いんです!
よりおいしく、より食べやすく。
両方の鶏のいいとこ取り!
お値段も、地鶏よりぐっとお安い。
もちろん、
一貫した生産体制や飼料へのこだわりなど
アピールしたいポイントはまだまだ
たくさんあるのですが、
長くなるので今日はここまで笑
今日はこれだけ覚えてください。
「はかた一番どり」は
うまみ成分アップ、食べやすさアップ!
福岡県が誇る銘柄鶏です!
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