水炊きスープで風邪予防

日本全国でインフルエンザが猛威を振るっていますね。
立春を過ぎて暦の上では春が来ましたが、
まだまだ寒い日が続きます。

15_1
博多水炊きでは、
一気に肉や野菜を入れて炊くのではなく、
まずスープを飲みます。

このスープは、鶏ガラや手羽先など
濃厚な鶏ダシが出る部位で先に作っておいたもの。
まずそのスープをいただくんです。
ちょっと塩やネギを散らしたり。

スープをいただたら、
そこに骨付き肉やもも肉などを追加して肉を食べ、
そのあと野菜や豆腐。
最後は雑炊や麺でスープを最後まで残さずに完食。

これが、王道の博多水炊きの食べ方です。

水炊きを楽しむために、前日からガラスープを仕込んだりして、
お母さんの手間と愛情がかかってるんですよね。
僕の母もよく作ってくれましたが、
スープを飲むときは、決まって

「これを飲めば風邪にならないよ」

福岡のお母さんたちは、
風邪予防の願いを込めて栄養満点の水炊きを
作ってくれていたんですね。

そばちょこなんかでちょっとだけいただくスープは、
おいしくてあたたかくて、特別感もあって、
とてもうれしかったのを覚えています。

当店の水炊きセットには、もちろんスープもセット。
スープ単品でのリピーターも多い、人気商品です。
水炊きのおいしさを決める自慢のスープ、
ぜひご賞味ください!

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP