九州では、鶏肉のことを「かしわ」って呼ぶのを、
ご存知でしょうか?
もしかしたら最近の若い人は、
あまり使わないかもしれませんね。
僕らの親世代では日常的に使われていて、
昔はスーパーの精肉にも「かしわ」のラベルが
貼ってあった記憶があります。
今でも福岡県民にはとてもなじみが深い。
鶏肉の入った炊き込みご飯
「かしわめし」は、福岡の郷土料理です。
鶏肉の入った鍋を「かしわ鍋」と言うこともありますね。
今の食用のニワトリは白色が主ですが、
(はかた一番どりも白色です)
かつての日本在来の鶏は、茶色の羽をしていました。
その色が、「柏」の葉の色に似ていることから、
「かしわ」と呼ばれるようになったんですって。
鶏の羽と、柏の大きな葉の形も、
なんだか似ているような気もしますね。
なんだか風流です。
他にも、
鹿肉=もみじ
イノシシ肉=ぼたん
馬肉=さくら
どれも、食肉がタブー視されていた時代の
隠語の名残なんだとか。
……ん?
もみじ、ぼたん、さくら……
なんだか「かしわ」だけ地味ですね笑
鶏しゃぶを、
「かしわしゃぶしゃぶ」って名前にしたらどうでしょう!?
ん~~~「さくらしゃぶしゃぶ」なら売れそうなんですが!笑
elitetravelmgnt.org
鶏肉=「かしわ(柏)」と呼ぶ話。 | はかた一番どり 店長BLOG